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就業規則のポイント

労働環境の統制、職員との信頼関係を構築・維持するためにも、就業規則の存在は大きな意味を持ちます。佐伯社会保険労務士事務所が専門に対応している介護事業においても、労務問題に関するご相談がありますが、その解決手段のひとつとして、就業規則の作成・改正をご提案させていただくこともございます。就業規則のポイントとして、いくつか重要なものをご紹介させていただきますので、事業所の就業規則と照らし合わせてみてください。

事業主と職員がしっかり理解していること

まず、「労働基準監督署に提出することを目的として作成する就業規則では意味がない」ということをしっかり認識しましょう。事業主など就業規則を管理する立場の人が、就業規則の内容や意味をしっかり理解していることはもちろんのこと、職員に対する周知徹底も大切です。職員への周知徹底は社員研修や普段の業務での信賞必罰の徹底で実現させることができます。

関連する法令などをしっかり反映させる

雇用する職員が増えるほど、関連してくる法令も増えてくるため、専門的な知識を以って作成と管理を行う必要があります。特に、複雑で多様な勤務形態がある介護事業所では、詳細に明確な記載をすることで様々なトラブルを避けることができます。 また、数年単位で就業規則の見直しを行うことも、関連する法令の反映漏れなどを防ぐことにつながります。最近では、メンタルヘルス関連が注目されていますので、確認と反映が必要です。

現場とマッチさせること

現在の就業規則は、個性や特徴を活かした内容になっているでしょうか。既存のベースを使用するのではなく、現場とマッチした就業規則の作成をおすすめします。事業内容や状況の変化に応じて、就業規則も見直し適正な状態を保つことが大切です。 また、解釈の違いや混乱を避けるために、表現方法や言葉の定義に一貫性を持たせるということも重要なポイントとなります。慎重を極める事項として、賞与・退職金・休職・懲戒解雇などに関する内容が挙げられます。これらの内容には細心の注意が必要であると言えます。

兵庫県神戸市を中心とした関西圏エリアにて、就業規則の作成・改正などをお考えの介護事業者様は、ぜひ佐伯社会保険労務士事務所にお問い合わせください。全力でサポートさせていただきます。


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