介護施設開業における労務管理の難しさ
高齢化の進行により、これからますます介護施設が求められるようになるでしょう。介護事業を開業するためには、労務管理を重要視することが重要なポイントになります。これから介護事業の展開をご検討されている方は、次のようなポイントをおさえることをおすすめします。
従業員の労働時間
介護事業の労務管理はとても難しいものになります。開業する場合は職員の労働時間の管理業務は基本ですが、介護職は一般職に比べて、利用者の要望に合わせた柔軟な対応が求められるので、労働形態が多様化しやすくなっています。事前に労働時間を計画していても計画通りに取り組むことが難しくなります。
多様化した労働形態に対応するためには、就業規則を明確にして、タイムカード打刻時間と残業申請時間に違いが出ないようにするなど、労働時間を適正に把握する必要があります。
介護事業を展開するうえで課題となる離職率
上記のように、介護事業では労務管理が難しくなってしまうこともあるため、労務トラブルが発生しやすくなります。トラブルが多くなると離職を選んでしまう職員が出てしまう可能性もあるでしょう。
介護サービスを提供する職員には、専門的なスキルが求められますから離職率が高くなってしまっては経営することも難しくなってしまいます。労働時間の見直しや給与計算を徹底し、職員の定着率を維持することが重要なポイントとなるのです。
兵庫県神戸市で介護施設の開業をご検討されている方へ
このように介護事業を展開における労務管理はとても難しいものと言えます。兵庫県神戸市周辺で介護施設の開業や介護事業の発展をご検討されている方は、佐伯社会保険労務士事務所にご相談ください。